【社説】韓国軍の主力駆逐艦が停電… 「故障多い海軍」の整備が至急
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.24 13:29
西海(黄海)第2艦隊の主力駆逐艦「乙支文徳」(3800トン級)が昨年12月、突然の停電のため5時間も海上で漂流していたことが分かった。各種ミサイル、魚雷、レーダー、音波探知機など先端戦闘装備を搭載した艦艇が、単純な停電のため、すべての作動を中断することになったのだ。艦艇に装着されたバッテリーの半分以上が不良だったのが原因だった。座礁や敵による襲撃ではなく、海軍の管理不足で先端駆逐艦が止まったのだ。平時に起きたため大事に至らなかったが、もし有事に発生していれば海上安保に大きな問題が発生するところだった。
「乙支文徳」の停戦事態は海軍史上初めてという。しかし先月10日にも海軍輸送艦「独島(ドクト)」が管理不良で発電機が浸水したり火災で損傷し、運用が中断した。輸送艦は海軍の核心戦力ではないとしても、過失や管理不良で今でも作動不能状態というのは深刻な問題だ。このほかにも海軍の主要装備と武器体系の故障は多いという。