「韓中首脳会談当時、金正恩はロッドマンと…中国は外交軸を北から南に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.19 07:18
「中国は今(外交戦略の)中心軸を北朝鮮から韓国側に移し始めた。朴槿恵(パク・クネ)大統領を国賓として招待し、金正恩(キム・ジョンウン)を招待しないのは強力な信号だった。歴史の本を書く場合、中国の習近平国家主席が北京で朴大統領と首脳会談をする時、金正恩第1書記は平壌(ピョンヤン)で(元米バスケットスターの)デニス・ロッドマンと一緒に家にいたという事実を必ず記録しなければならないだろう」。
6カ国協議の米国代表を務めたクリストファー・ヒル元米国務次官補(東アジア・太平洋担当)の言葉だ。ヒル元次官補は米国の「アジア回帰(Pivot to Asia)」概念を借りて、中国が韓半島外交の軸を北から南へ移していると診断した。中国版「Pivot to South Korea」という説明だ。
対外経済政策研究院・企画財政部などが主催・後援した「ユーラシア時代の国際協力」カンファレンスに出席するため訪韓したヒル元次官補に18日、ソウル新羅ホテルで中央日報とコリア中央デイリーが共同インタビューした。駐韓米国大使、ポーランド・イラク大使を歴任したヒル元次官補は2010年から米デンバー大国際関係大学院学長として在職している。