蝶々が飛び、ホテルより快適…世界は“空港”戦争中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.18 14:26
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2015年完工予定で現在、改修・保守作業中の米国コロラド州デンバー国際空港の鳥かん図。多国籍企業ゲンスラーが設計した。空港自体が旅行地になる「空港都市」が目標だ。(写真=ゲンスラー)
2011年に改修・保守作業を終わらせたサンフランシスコ国際空港第2旅客ターミナルの開幕イベント時に最も多く出てきた感想はこうだった。
「まるで5つ星級のホテルにいる気持ちだ」(米国サンフランシスコのエドゥリ市長)。
1952年につくられた空港を「ホテルのように」変貌させた設計会社はゲンスラー(Gensler)だ。米国に拠点を置いて48年になるグローバル企業だ。全世界44カ国に事務所を持つゲンスラーは韓国内でも多様なプロジェクトを進めている。代表的なものが仁川(インチョン)国際空港第2旅客ターミナル(2017年完工)だ。韓国内の設計会社ヒリム・ムヨンとのコンソーシアムを実現した。第2旅客ターミナルの着工式に参加するため訪韓したキース・トンプソン(Keith Thompson)社長(59、航空・交通分野)は「仁川空港第2旅客ターミナルは、あちこちに緑地や樹木があって自然と建築が交わる『Eco-port』になるだろう」と話した。