韓国の野生動物を肉眼で解剖…日本人初のソウル大終身教授
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.15 14:34
先端に立つ革新家というよりは、ゆったりと見えつつ緻密な職人を思い起こさせる。10日、ソウル大湖巌(ホアム)教授会館で会った獣医学科の木村順平教授(55)。彼は先月、日本人で初めてソウル大テニュア(tenure、終身在職権)の審査を通過した。2007年12月に日本人で初めてソウル大の教授に任用されたのに続き、終身教授職まで保証された。
1983年に東京農工大で修士学位を取った彼は、米国ワシントン大学の研究員職になり研究に没頭した。85年、日本大獣医学科助教授として帰国し博士学位を取った。ソウル大にくる前までは日本大教授として日本と東南アジアの野生動物を研究していた。彼は「日本の教授社会が保守的なので、研究テーマの選定が自由で国際的な環境で勉強したかった」として「ちょうどソウル大で教授を選ぶと聞いて志願した」と語った。