伊藤豊雄氏「東日本大震災後、建築哲学に悩む」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.09 10:54
「建築は、果たして誰のために存在するのか」。40年間世界の建築界の中心で活躍している建築家・伊藤豊雄氏(72)がずっと持ち続けているテーマだ。
4月に「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー(Pritzker)賞を受賞した彼が、8日から11日まで開かれるヘラルドデザインフォーラムの講演者として韓国を訪れた。8日午前、ソウル漢南洞(ハンナムドン)のブルースクエアで開かれた記者懇談会で彼は「2年前に起きた東日本大震災が、日本の建築家に、建築が持つ社会的意味を深く悩ませることになった」とした。