パトリオットだけでは北の中高高度ミサイル迎撃は不可能(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.10.08 17:42
韓国国防部が「米国ミサイル防衛(MD)接近」と映る動きを見せているのは、北朝鮮の核脅威が深刻になったと判断しているからだ。北朝鮮のミサイル防御は韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)が引き受ける。しかしKAMDでは十分に対応できないという点が問題だ。
核弾頭の小型化に成功した北朝鮮がミサイルを発射すれば、現在の韓国軍はどのように防御できるのか。
#仮定1=核弾頭を載せたノドンミサイルが韓国に向かってきた。空軍の防空誘導弾司令部は上空15-30キロでパトリオット3ミサイルを発射して迎撃する。しかし破壊してもあまり意味はない。核弾頭の爆発で発生する放射能物質がそのまま韓国に落ち、大きな被害が発生するからだ。地上からあまりにも近く、迎撃に1回失敗すればそれで終わりだ。