「韓国の核再処理、パイロプロセス検証なら例外を検討」…米側元交渉代表(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.07 10:12
韓米原子力協定改定交渉で最近まで米国側首席代表を務めたアインホーン元米国務省特別補佐官(核不拡散・軍縮担当)が訪韓した。原子力協定が突破口を見いだせない中、中央日報の金永熙(キム・ヨンヒ)論説委員、ペ・ミョンボク論説委員、ナム・ジョンホ中央SUNDAY国際選任記者が6日、アインホーン元特別補佐官と懇談会を開いた。アインホーン氏はパイロプロセス(乾式再処理)技術に関し、「韓米共同研究を通じて、この技術の妥当性が確認されれば(再処理に関し)韓国に例外を認めるかどうか検討可能」と余韻を残した。
--韓国では、米国が核エネルギー問題で変化を望まず、現状況を維持するという認識が広まっている。
「すでに韓国と米国の間では、意味のある変化を含む合意が実現している。その合意には、核技術の移転と高いレベルの協力に関する内容が含まれている。また朴槿恵(パク・クネ)大統領が原子力エネルギーと関連して明らかにした3つの目標を充足させるために、米エネルギー省と韓国政府間の協議も始まった。これに関し、現在重要なのは、使用済み核燃料を保管する案を用意することだ。現在、両国は高速炉開発のための共同研究を進行中だ。こうした高いレベルの協力が進行中の国は韓国しかない。米国の目標が現状維持という主張は賛成できない」