北朝鮮の権力移動…軍を押さえ党政治局が30人中25人(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.02 10:36
発足2年目を迎えた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の権力中心が軍部(国防委員会)から労働党(政治局)にシフトしたことがわかった。平壌(ピョンヤン)の核心エリート勢力内部の「パワーシフト」だ。
これは国会外交統一委員会所属のセヌリ党ユン・サンヒョン議員が、政府関連機関が非公開で作成した「北朝鮮核心30人」資料を入手し分析した結果だ。ユン議員は1日、「当局が把握した金正恩体制での党・政・軍権力構造改編動向と権力核心人物の現況を分析した結果、北朝鮮政権の権力核心30人のうち25人が党政治局の高位職位を持っていることがわかった」と明らかにした。資料によると“核心30人”には政治局常務委員が2人、委員が11人、候補委員が12人など、党政治局高官が大挙含まれた。