【コラム】アート強大国、韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.09.27 17:04
私は手が不器用に近い。手ですること、特に絵を描くことが下手だ。美術を鑑賞するのは好きだが、直接絵を描くのはとても下手だ。円一つを描くのも大変なほどだから。
だが芸術に対する愛は格別だ。美術からファッション・デザイン・建築まで創造力が必要なアートに関する限り、ほとんどあらゆる分野が好きだ。特に絵画・彫刻・設置美術のような視覚的な芸術は古典でもモダンでもみな魅力がある。
仕事のためにギャラリーを訪れる機会が多い。私が進行するトークショーは放送局内ではなくほかの素晴らしい場所を訪れて収録する。そうするうちに頻繁に訪れるのが全国の美術ギャラリーだ。幼いころから美術の感想が好きだったためか、こうした創意的な作品の近くにいるだけでも作家のエネルギーが感じられる。この頃は韓国美術のうちでも現代美術にどっぷりと浸かった。韓国の美術分野でも韓流がつくられているようだ。ソ・ドホ、キム・スジャから故ペク・ナムジュン(ナム・ジュン・パイク)、イ・ドゥシクのような芸術家の作品が外国ではすでに広く知られている。今は韓国を代表する1つの芸術家グループが登場できる時が訪れたようだ。