福島原発周辺、被曝許容量110年分の放射能が車の中に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.26 14:29
日本福島第1原発は世界の悩みだ。一日300トンの放射能汚染水が絶えず太平洋に流れている。これを短期間で遮断する対策もない状況だ。しかし安倍晋三首相は「汚染水による影響はコントロールされている」と主張する。「完全ブロック」という言葉も繰り返している。太平洋海がすべて自分のものであるかのように、汚染水を流しながらも、不安を抱く周辺国への謝罪の言葉は聞こえない。
汚染水だけではない。福島は今でも放射能の恐怖に怯えている。村の姿も、住民の心も治癒されていなかった。中央日報取材陣が東日本大震災と福島原発事故発生から2年半を迎え、福島がどう変わったのか、原発の周辺半径約50キロ地点から原発前1キロまでの状況をチェックした。