東アジア遠ざけたオバマ外交…国連演説でシリアとイランに集中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.26 08:44
オバマ米大統領は昨年1月、アジアを重視する新国防戦略を発表した。だが24日午前のオバマ大統領の国連総会基調演説でアジアは消えた。40分間の演説、A4用紙11枚分の演説の末に、経済と関連してただ一度言及しただけだ。英フィナンシャルタイムズはオバマ大統領が「イランを26回、シリアを21回、イスラエルを15回、パレスチナを11回、中国をただ1回言及した。アジアの代わりに中東が焦点に浮上した」と伝えた。
オバマ大統領が国連総会演説でアジアを省いたのは今回が初めてではない。昨年9月の演説でもアジアにほとんど言及しなかった。問題は今年の演説では最初から「残り任期の間、中東と北アフリカが米国外交の優先順位になるだろう」と宣言したという点だ。今年初めから続いた北朝鮮の挑発に比例してワシントン外交の解決課題優先順位から北朝鮮が消えているのと脈を同じくする。