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ベンツ・ポルシェまで…小型SUVが人気(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.25 17:08
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#成都モーターショーが閉幕した直後の9日(現地時間)、中国で興味深い報道があった。北京現代車の劉智豊副総経理がインタビューで、小型SUV(スポーツ用多目的車)を出すと明らかにしたのだ。劉氏は北京現代車の未来について話し、「近く小型SUVを出す予定だが、来年の成都モーターショーでは実物を見ることができるだろう」と語った。劉氏が話す小型SUVは準中型級「ツーソン」より小さいというニュアンスだった。

#2日後の11日、ドイツのフランクフルトモーターショーで、起亜車はコンセプトカー「ニロ」を初めて公開した。上に開くドア、パワーがあるハイブリッドエンジンなども注目されたが、最も目を引いたのは4185ミリにすぎない車の長さだった。ニロもツーソンや起亜車「スポーテージR」より小さい小型SUVだ。

 
現代・起亜車はなぜ「小型SUV」に関心を見せているのだろうか。答えは簡単だ。関心を向かるしかないほど、この領域の需要が急増しているからだ。実際、現在の世界自動車企業は新しい中小型SUVを次々と出している。販売企業も大衆車ブランドから最高級ブランドまで幅広い。細かく見ると、これには2つの大きな流れがある。

一つは“ミニSUV”の登場だ。これらの車は国内基準でいうと準中型級より小さいため、「小型SUV」に分類される。海外では「ミニSUV」や「コンパクトSUV」とも呼ばれる。ツーソンのような準中型級の場合、長さが4400ミリを超えるが、小型SUVは4200ミリ前後で、4000ミリに達しない車もある。この等級の先駆者はGMの「シボレートラックス」(長さ4245ミリ)。海外で「オペル・モッカ」「ビュイック・アンコール」などの名前でも販売されているグローバルモデルのこの車は昨年登場したが、供給が追いつかないほど世界的に人気だ。このためGMはスペイン・サラゴサ工場でもトラックスを生産することにした。

トラックスの善戦で小型SUV需要が確認されると、すぐに他のブランドも本格的に動き出した。ルノー・日産はプラットホームを共有する兄弟車「ルノーキャプチャー」(4120ミリ)と「日産ジューク」(4235ミリ)を同時に出した。23日に韓国でも事前契約が始まったジュークは来月14日から2700万-2900万ウォン台で販売される予定だ。ルノーサムスンも年内にキャプチャーを「QM3」という名前で販売する。プジョーは小型車「プジョー208」のSUV型モデル「プジョー2008」(4160ミリ)を出し、フォードも今年3月のジュネーブモーターショーで年末から欧州で販売する「エコスポーツ」(4240ミリ)を公開した。フォルクスワーゲンも昨年のサンパウロモーターショーで、自社の準中型SUV「ティグアン」より小さいSUVコンセプトカー(3859ミリ)を公開した。「タイグン」と命名されたこのSUVは2016年から量産される計画だ。

国産車業界が参加しないわけにはいかない流れがすでに形成されているのだ。国内では現代・起亜車だけでなく、双竜車もミニ SUVを開発中だ。昨年3月のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカー「XIV-2」(4166ミリ)が新SUVの基盤となる。1.6Lエンジンが搭載される予定で、来年から市販される。


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    2013.09.25 17:08
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    「シボレートラックス」、「フォルクスワーゲン・タイグン」「起亜車ニロ」「日産ジューク」(写真左上から)。
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