八百長、推薦入学不正…問題多い韓国スポーツ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.25 13:56
「本当に風が弱まる日がない」。大韓体育会の幹部は大きなため息をつきながらこう語った。
この2年間、野球・サッカー・バスケット・バレーボールの4大スポーツがすべて八百長で汚れた。クリーンスポーツ統合コールセンターなどを設置して申告を受けているが、力不足だ。インターネットには相変わらず違法スポーツ賭博サイトが盛況で、試合が行われている現場でも違法賭博関連のアルバイトが活動している。八百長が蔓延する中国プロサッカーで指揮官を務めたイ・ジャンス監督は「八百長は窃盗・売春などの犯罪のようになかなか消えない。絶えず警戒と予防が必要だ。今も脅迫を受けている選手がいると確信する」と話した。
大学の体育特技者選抜過程の不正は韓国体育の矛盾を集約的に見せている。体育科学研究院のハン・テリョン研究員の調査によると、1990年から2011年まで体育特技者の入試不正に関する捜査および判決は46件にのぼる。調査の対象から漏れたものまで考えると、実際の事例はこれよりはるかに多い。