北の核脅威に…F-15SEが次期戦闘機から脱落=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.25 08:39
韓国政府は24日に防衛事業推進委員会を開き新型戦闘機の機種選定を議論したが、結論を出すことができず原点から再検討することにした。防衛事業庁のペク・ユンヒョン報道官は「価格条件(8兆3000億ウォン)をクリアしたF-15SEを単独機種として委員会に上程したが安保状況と作戦環境などを審議した結果、F-15SEは適切でないと結論を下した」と明らかにした。会議で国防部のイ・ヨンデ戦力資源管理室長は、「性能評価の結果F-15SEがF-35Aに比べ顕著に落ちるものと出たがどうして選択するのか」と説明したという。
結局北朝鮮の核脅威と日本、中国、ロシアなど周辺国がステルス機を導入する安保状況を考慮すれば韓国もステルス機で武装しなければならないという論理が事業の原点からの再検討につながったわけだ。国防部のキム・ミンソク報道官は、「北朝鮮が2月に3度目の核実験を実施するなど核の脅威が可視化する過程で備えがなければならないという判断をした」と説明した。