歴史観論争招いた韓国の高校教科書、問題になった誤り部分を修正へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.18 14:08
韓国で歴史観論議が起きている教学社の高校の韓国史教科書の誤り部分が修正される。教学社の教科書の著者が17日に記者会見を行い、「韓国教育部の修正検討指示とこれまで提起された歴史的事実についての誤りなどを謙虚に受け入れて修正する」と話した。
執筆陣はこの日、教学社を除く残り7つの教科書についての分析も出した。共同著者であるクォン・ヒヨン教授(韓国学中央研究員)は「左派でも右派でも、私たちが従わなければならないことが1つある。それは“事実”だ。そこに屈服できる時、左右の両陣営が共通点を見出していける」として「教学社の教科書を批判する側は、初めは立場の違いで、その次はささいなミスをさがし出して“不良教科書”だと罵倒した」と明らかにした。彼は「これまで教学社の教科書については数十人が集まって点検をしたが、他の教科書については何の検討も指摘もなかった。進歩陣営の攻撃が一方的だった」と主張した。