福島原発から5000キロ離れているが…ロシア産タラの涙(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.11 11:26
10日、ソウルのある大型スーパーの水産物売り場。ロシア海域で漁獲された冷凍タラを半額以下の1匹1100ウォン(約100円)で販売している。しかし消費者は見向きもせずに売り場を通り過ぎる。主婦キム・ソンミさん(45)は「国内で消費するタラの90%が日本産という噂まで広がり、危険を感じる」とし「今年は秋夕(チュソク、中秋)にタラのギフトは送らない考え」と話した。
タラ鍋の食堂も最近、客が大幅に減っている。ソウル北倉洞で食堂を経営するパク・ヒョンスクさん(55)は「昼の客は先月の4分の1にしかならない」とし「客はタラが日本から入ると思っているので、今年の商売は事実上あきらめている」と話した。