世界唯一の超音速訓練機T-50、初の輸出飛行=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.11 09:32
韓国が純国産技術で作ったT-50高等訓練機2機が10日、慶尚南道泗川(キョンサンナムド・サチョン)の空軍基地を出発し1泊2日の旅程を開始した。T-50高等訓練機2機の着陸地はインドネシア。泗川空軍基地から台湾の高雄、フィリピンのセブを経て11日に到着するインドネシアまでの飛行輸出コースに入ったのだ。
2011年5月に韓国航空宇宙産業(KAI)がインドネシアと結んだ16機4億ドル相当の輸出契約が履行される瞬間だった。残り14機は年末まで7回にわけて引き渡す。
1997年から8年3カ月かけて開発したT-50は、超音速のマッハ1.5の速度が出せる世界唯一の訓練機だ。超音速で飛ぶ飛行機を引き渡すのに2日かかるのは完璧に引き渡すためだ。この日午前7時59分に泗川空軍基地を出発したT-50訓練機は11日午後3時30分にインドネシアに到着する予定だ。30時間余りかかる。