放射能水産物の68%、東京都・北海道産
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.09 08:34
2011年3月の福島原子力発電所事故後に韓国への輸入検査過程で放射性物質が検出された日本産の水産物131件中、3分の2程度が北海道と東京都で生産されたものであることが分かった。この2カ所は、韓国政府が9日から水産物の輸入を全面禁止した福島周辺8県には属していない。
8日、韓国の食品医薬品安全処がセヌリ党の金在原(キム・ジェウォン)議員に提出した「日本原子力発電所事故後の放射能検出水産物現況資料」によれば、放射性物質が検出された輸入水産物は14県131件だった。地域別では日本の北海道産が67件で最も多く、東京都が22件で後に続いた。放射性物質が検出された日本産の輸入水産物のうち、この2カ所の水産物が占める比率は67.9%(件数基準)だった。福島周辺8県から出た水産物は千葉・茨城・岩手など3カ所21件にとどまった。