【取材日記】済州道の「永住権商売」が中国暴力団まで呼び入れた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.06 10:56
中国の暴力団組織「黒社会」の組織員D(36)。Dは堂々と大韓民国のF-2ビザを持っていた。F-2ビザは国内のどこでも自由に滞在でき、職場も自由に選択できるビザだ。韓国で働くことを望む外国人が十分に資格があると認められる場合に出すのが普通だ。
Dは昨年、このビザを取得し、1年近く黒社会の幹部Lの韓国内逃避生活を世話した。ソウルに住宅を用意し、Lが隠れて生活できるよう助けた。しかし後にこうした行為が明らかになり、先月初め警察に追放された。