朴大統領「先進国の出口戦略、新興国を考慮して慎重に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.06 08:48
朴槿恵(パク・クネ)大統領が5日(現地時間)、「先進国の出口戦略は世界経済正常化過程の一部と見ることもできるが、先進国は通貨政策の基調を変える際、国際金融、経済状況と新興国に及ぼす影響まで考慮して慎重にする必要がある」と述べた。
朴大統領はこの日、サンクトペテルブルクで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議の最初のセッションに出席し、「世界経済が現在のように連動している状況で、新興国の経済が厳しくなれば、先進国の経済も同時に厳しくなるしかない」と述べ、このように強調した。また朴大統領は「08年のグローバル金融危機の克服には、新興国の役割が大きかった」とも述べた。