李石基議員、北挑発時の報復範囲と在日米軍参加資料も要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.04 08:42
内乱陰謀などの容疑を受けている統合進歩党の李石基(イ・ソッキ)議員が、所属国会常任委員会の未来創造科学放送通信委員会とは関係がない軍事秘密資料などを国防部に要求してきたことが明らかになった。
中央日報が3日に入手した李議員の「非所管部処対象資料要求現況」によると、李議員は昨年6月から先月まで国防部など10部処に計84件の資料を要求した。このうち在韓米軍・軍施設・軍事計画など軍事問題に関する資料が46件(54.8%)にのぼった。李議員が要求した資料には、軍事機密に分類され、敵軍に知られてはならないものも含まれていた。
代表的なのが2級秘密の「韓米共同局地挑発対応計画」だ。李議員は北朝鮮の挑発レベルが高まった4月、国防部に対し▼計画の写本と内訳および北朝鮮の局地挑発時、挑発原点、挑発支援勢力、その指揮勢力まで報復する内容が含まれているかどうか(指揮勢力に関する具体的な範囲) ▼計画に基づき参加する在日米軍の範囲(在日米軍全体参加の可能性など)などを提出するよう求めた。韓米連合軍が北朝鮮の局地挑発にどう対応するのか、北朝鮮のどのラインまで打撃するのか尋ねたのだ。