「内乱陰謀」容疑の韓国野党議員の逮捕同意書、国会提出へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.30 15:36
検察が統合進歩党の李石基(イ・ソッキ、51、比例代表)議員らの“内乱陰謀”事件に関連して30日、李議員に対する内乱陰謀および国家保安法第7条違反(称賛・鼓舞)などの容疑で事前拘束令状を請求した。これに先立ち事件を捜査中の国家情報院が29日、李議員に対する事前拘束令状を検察に申請していた。検察の令状請求によって裁判所はまもなく法務部を通じて国会に逮捕同意書を出す。検察はまた29日に逮捕されたホン・スンソク京畿道党副委員長ら3人についても事後拘束令状を請求した。
公安当局によれば李議員らの令状にある容疑の趣旨は▼2004年からRO(Revolutionary Organization)という地下革命組織を構成し、有事の際に国家基幹施設を破壊して社会を混乱させることを謀議し、▼国内政界に組織的に進出して革命の基盤を整え決定的な時期が来たら政権を奪取しようとしたというものだ。
国家情報院は、李議員やホン副委員長ら核心組織員10人の金融口座の追跡に乗り出した。彼らが北朝鮮と直接関連していた可能性が高いとみて、北朝鮮側の人々と工作金の名目で資金をやり取りしていたかなどを明らかにするためだ。公安当局によれば国家情報院は統進党内の従北地下組織のROが長期間にわたり全国的な再建活動をしてきた事実を把握した。ここに入ってきた活動資金の出どころと使い道が疑わしいとみて確認中だ。