日本、原子力発電所汚染水流出…1カ月以上の隠蔽疑惑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.29 08:34
日本の福島第1原発の高濃度放射能汚染水の流出が、すでに先月初めに始まっていたことが分かった。東京電力は28日、「汚染水が流出した貯蔵タンクから15メートルほど離れた無線中継所で、毎日2時間30分ずつ仕事をしていた職員2、3人の放射能被爆数値が先月9日を基点に上昇した」として「これらの作業場所が、汚染水の流れ出た排水口のすぐそばだった点を勘案すると、先月9日頃にタンクから汚染水が漏れ始めたと見られる」と明らかにした。
東京電力が、汚染水の貯蔵タンクから約300トンの放射能汚染水が海に漏れ出していたのを確認して発表したのは今月19日で、汚染水の漏出が始まって1カ月以上過ぎてからだ。このため東京電力が1カ月以上、汚染水が漏れていることさえ知らずにいたか、もしくはこれを隠していたという疑惑まで起きている。