太陽光発電、今年は梅雨と猛暑の二重苦=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.27 08:58
忠清南道泰安郡防葛里で太陽光発電所を運営するLGソーラーエネルギーはこの夏、梅雨のために苦しんだ。先月19日間も雨が降り、発電量は1100MWhにとどまったのだ。同社のキム・ジョンレ代表は「計画発電量(1.7MWh)に比べ65%にすぎない」とし「08年に稼働を始めて以来最悪の実績」と述べた。LGソーラーは4億ウォン(約3500万円)台の期待収益を梅雨のために失ったのだ。
京畿道驪州郡本斗里にあるKCC太陽光発電所の7月の発電量は7万4966kWh。前年同月に比べ30%近く減った。会社関係者は「今年5、6月は発電量が12万kW以上だったが、7月からは梅雨・猛暑が重なり、期待を下回った」と話した。
太陽光発電実績が大きく揺れている。天気、位置によって悲喜が分かれる。特に今年は実績偏差がさらに広がった。過去最長だった49日間の梅雨は中部地方の太陽光発展会社には“災難”だった。日照量が減り、最大40%も発電量が減少した。業界関係者は「変圧器など装備の故障が頻発し、各社の保守・整備費用も増え、苦労している」と話した。