朴槿恵大統領の任期末に深刻な財政赤字の懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.26 09:23
国家未来研究院が25日、「現政権の財政政策が国政課題履行の要求に応じるための“数字合わせ”の計画になる危険が高い」と警告した。未来研究院マクロ金融チームは「2013年企画財政部業務報告資料分析報告書」を通じこのように主張した。
報告書によると、韓国経済の最大懸案が構造的な低成長基調を脱することなのにもかかわらず、現政権は短期的景気対応政策に注力していると分析された。未来研究院は、「低成長の長期化にともなう成長率の傾向的下落の可能性に対する懸念が出ているにもかかわらず現政権はこれに対応する政策課題をまとめずにいると指摘した。また、経済全般に低成長心理が定着し成長意欲を見つけにくいのに国民に説得力あるビジョンを提示しようとする政策も見られないと付け加えた。