【社説】3年ぶり離散家族対面行事…南北関係が軌道に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.24 10:23
韓国・北朝鮮が3年ぶりの離散家族対面行事に合意した。来月下旬、以前のように金剛山(クムガンサン)地域の離散家族面会所で会う。久々の行事開催で、喜ばしいことだ。北側と南側に親、兄弟姉妹、親せきがいながらも、会うどころか連絡さえもできない離散家族の心情を考えれば、この3年間は非常に残念な時期だった。これを契機に今後、政治的な状況のために離散家族の再会が中断されることがないことを強く望む。
今回、合意したが、南北当局は自省する必要がある。11月にまた会うというが、高齢の離散家族が生前に一度だけでも別れた家族に会えるようにするには、今回合意した形では十分でないと知りながらも、いくつかの理由を挙げながら問題の解決に積極性を見せなかった。特に行政能力不足を理由にして消極的な北朝鮮当局に促す。離散家族の痛みを本当に理解しているのなら、もっと積極的に動くべきだ。