【社説】大統領を冒とくする地方公務員=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.23 16:20
現職公務員たちが大統領を人格的に冒とくする事態が広がった。全国公務員労働組合光州(クァンジュ)地域本部北区支部が最近、朴槿恵(パク・クネ)大統領をそれとなく「鬼胎(生まれるべきでない人)」と描写するプラカードを街中に掲げたのだ。先月、民主党の洪翼杓(ホン・イクピョ)院内報道官が朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領を鬼胎、朴槿恵大統領を鬼胎の子にたとえて波紋を起こした。世論の厳しい批判を受けた彼は報道官の職から退いたという経緯がある。プラカードは「鬼胎よ鬼胎よ民主を出せ、もしも出さなければロウソクの火で焼いて食べてしまうぞ」と書いた。大昔の民謡「亀旨歌」の内容を変えたものだ。
全公務員労組は正式に設立申告を経ていない法外労組だ。ところが公務員14万人が加入しており、各種の時局集会に積極的に参加するなど一定の社会的影響力を持っている。今回プラカードを掲げた光州北区支部は光州北区庁の所属公務員たちが加入している。