温暖化続けば2100年にはNY・上海が浸水、韓半島も…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.21 16:44
「最悪の場合、海水面が現在よりも91.4センチ上昇する可能性がある。気候変化の主な原因が人間だという事実は95%確実だ」。
国連傘下の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が来月、スウェーデンのストックホルム国際気候会議で発表する第5次評価報告書の主な内容だ。第5次報告書の草案を入手したロイターやニューヨークタイムズ(NYT)などによれば、IPCCは現在の水準で温室ガスが排出される場合21世紀末の地球の海水面は29~91.4センチ上昇する可能性があると評価した。最悪の場合、ニューヨークやロンドン、上海、シドニーといった世界の主要都市が全て水に浸かることになる。韓国でも仁川(インチョン)などの主な海岸都市が危険に直面するものと見られる。
IPCCは2007年の第4次評価報告書で、2100年の海水面上昇分を18~59センチと予測した。ロイターによればIPCCは6年前に展望を上方修正して最小29センチ、最大82センチまで上昇しうるとの結論を出した。最大上昇の可能値が23センチも高まったのだ。NYTは19日、IPCC科学パネルのうち一部は、海水面が最小53センチ、最大91.4センチまで上昇すると見る、さらに暗い見方もあると紹介した。