韓国映画、自国市場で「8月の大ヒット」の理由は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.21 09:58
8月の劇場街に珍しい現象が広がっている。韓国映画の4作品が興行順位1~4位を占めて興行街道を疾走している。おかげで先週末、韓国映画市場の占有率が90%に迫った。
具体的に『かくれんぼ』と『風邪』は、封切り1週間を待たずそれぞれ観客200万人を動員し、封切り3週差の『雪国列車』と『ザ・テロ・ライブ』はそれぞれ800万人、500万人を超えた。今年8月全体の観客数は、昨年8月の2400万人を追い抜き歴代月別で最高値になる可能性が大きい。今年8月の観客数は19日基準で2100万人。昨年同期の1800万人よりも多い。
◆退屈な7月、熱い8月=これは7、8月が劇場街のハイシーズンだということを勘案しても驚くべき結果だ。その上、今年の7月は相対的に興行不振を体験した。当初、映画街の忠武路(チュンムロ)では7月中旬『Mr.Go』から観客動員を予想していた。ほかの韓国映画の封切りが8月に集まったのもこの大型の競争作を避けたためだ。だが『Mr.Go』は観客数が130万人ほどにとどまり、7月全体の観客数は昨年7月より200万人以上減った1881万人に終わった。今年に入って昨年同月よりも観客が増えたり同じような数だったりした中で、観客数が大きく減ったのは7月が唯一だ。映画界ではそのためさらに8月に観客が集中したという話が出ている。