ロンドン『レ・ミゼラブル』主役に抜擢された同胞2世「私の体と血は韓国」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.19 16:25
ミュージカルの本山、ロンドン・ウェストエンド劇場街に韓国人が主演で舞台に立った。オランダ同胞2世のチョン・ナヨンさん(24)だ。チョンさんは6月に配役を変えて新しくなった2013年版「レ・ミゼラブル」でファンティーヌ役を演じている。劇場を変えながら28年間長期公演中のこのミュージカルに、東アジア系の俳優が主演級で登場したのは初めて。コゼットの生母ファンティーヌは、昨年上映されたハリウッド映画「レ・ミゼラブル」で米国の人気俳優アン・ハサウェイが演じた役だ。
チョン氏はオランダでミュージカル俳優、テレビタレントとして活動する“ミュージカルの帝王”キャメロン・マッキントッシュ(レ・ミゼラブル、キャッツ、オペラ座の怪人、ミス・サイゴンを手掛けた英国人ミュージカル制作者)の目に止まり、抜てきされた。チョンさんはオランダで生まれて育ったが、韓国語も話す。「国籍はオランダだが、私の体と血は韓国」と話した。