睡眠障害患者が4年で1.6倍に増加=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.19 11:00
勤続6年目の会社員のキムさん(32)は毎晩「睡眠との戦争」を繰り広げる。午後11時ごろにベッドに入るが3~4時間何度も寝返りを打って寝つく。このような症状が現れて1年が過ぎた。寝床で横になり頭の中でヒツジを数えたり、ベッドの位置を変えてみることもした。だが、不眠症の症状は消えなかった。キムさんは「昇進試験に落ちてから眠れなくなり始めた。睡眠不足で職場でも能率が落ちるようだ」と話した。
人間は一生の3分の1を寝る。起きてから動く力を熟睡で備蓄する。だが、いつからか現代人は熟睡に対する飢えを感じている。健康保険公団が18日に明らかにしたところによると、毎年睡眠障害で病院を訪れる患者が増加している。2008年に22万7907人だったが昨年は31万4169人に増加した。4年で1.57倍に増えたのだ。