【社説】日本、健康な保守が極右の脱線を防ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.16 11:33
韓日関係が史上最悪だ。反動の時代と呼ばれるほどだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領は昨日の光復節の演説で「霊魂(歴史)を傷つけ、身体(領土)の一部を切り離そうとすれば、それは誰も受け入れない」と述べた。しかし対日警告レベルは予想より低く、独島(ドクト、日本名・竹島)や従軍慰安婦のような敏感な表現も探すのが難しかった。朴大統領はその代わりに「北東アジアの新しい秩序と共同の未来を開いていくことに積極的な参加を期待する」と明らかにした。日本に正常な隣国に戻れという注文だ。
安倍晋三総理は1カ月に1回ずつ計16カ国を歴訪した。東南アジア、米国、モンゴル、ロシア、中東、ミャンマー、欧州などだ。しかしこれはドーナツ外交にすぎない。最も重要な隣国の韓国と中国が抜けているからだ。現在のところ、韓日、日中、そして韓日中首脳会談がいつ開かれるか分からない。日本の外交は岐路に立っている。日本はその間、北東アジア3カ国が政治・外交的な葛藤にもかかわらず、経済協力と民間交流を通じて平和と安定を形成してきたことを忘れてはならない。