【コラム】朝中はもう血盟でない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.14 16:26
北朝鮮と中国の関係は特殊なのか。過去はそうだった。日本の韓半島専門家、平岩俊司・関西学院大学教授は今まで朝中を特殊な関係にするうえで4つの要因が作用したと話す。
一つ目、両国ともに自国の安保脅威対象に米国を挙げる。二つ目は社会主義国家という共通点、三つ目は脣歯の関係または血盟と表現された伝統的友誼、四つ目は無償援助もする特別な経済関係だ。(『朝鮮民主主義人民共和国と中華人民共和国―「唇歯の関係」の構造と変容』)
こうした特殊な関係に基づき、韓半島の北側は朝中を、南側は韓米を軸とする対立構図が形成された。しかし世の中に変わらないものはない。過去にこうした構造に衝撃を与える2つの事件があった。