猛暑に乗り北上、毒性クラゲが全国を襲撃=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.12 13:26
11日午前、済州市(チェジュシ)の犀牛峰(ソウボン)海水浴場。海洋警察が水中から相次いでクラゲの群れをすくい上げた。前日に26人がクラゲに刺されたという通報があり、海水浴を規制して実態把握に乗り出したのだ。発見されたのはほとんどが毒性の強いアンドンクラゲだった。前日に海水浴客を困らせたクラゲだ。午後に入りクラゲの数が減ると海水浴場の運営を再開したがクラゲが再び集まり40人が刺された。近隣の金寧(キムニョン)海水浴場でも15人、梨湖(イホ)テウ海水浴場では14人がこの日クラゲの被害を受けた。済州海洋警察は、「11日に3カ所の浜辺で69人が、前日は6カ所の浜辺で61人がクラゲに刺された。クラゲが多く出没する海水浴場は利用を防ぐ計画だ」と明らかにした。
全国の海水浴場が8月に入り毒性クラゲに苦しんでいる。梅雨が終わり水温が上がりながら亜熱帯性の毒クラゲに刺された避暑客が増加しているのだ。海洋警察庁によると7月の1カ月に通報されたクラゲ被害は102件。それが今月に入り10日までで575件に急増した。9~10日の2日間に寄せられただけで269件に達した。