日本、原発汚染水防ぐ手段なく…毎日300トン海へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.09 09:05
世界の耳目がまた福島に向かっている。原発沖に流出している汚染水のためだ。これまで東京電力に汚染水対策を任せてきた日本政府も「凍土壁を地中に作り、地下水の原発接近を遮断する」プロジェクトに約400億円の財政を投じると宣言した。
一体どういうことが起きているのか。しばらく話題から遠のいていた汚染水問題がまた水面上に浮上したのは先月22日。汚染水の海流出を否定してきた東京電力が「汚染水が流出している」と発表したからだ。
日本で汚染水の海洋流出が初めて問題になったのは事故発生後だった。2011年4、5月に原発1-4号機のうち2・3号機周辺の土の中の坑道から高濃度汚染水が海に流出しているのが確認された。東京電力は直ちに防水工事をし、その後の2年間、日本社会は「海への汚染水流出はない」と信じてきた。それだけに今回の発表は衝撃的だ。