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【取材日記】とても危険な「ソン・ジェギ投身」の美化=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.06 14:25
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市民団体「男性連帯」代表のソン・ジェギ氏が、ソウル麻浦(マポ)大橋から身を投げたのは先月26日だ。5日でちょうど10日が過ぎた。その間、オンラインコミュニティの日刊ベスト貯蔵所(イルベ)やネイバーのブログにはソン氏の死を美化するウェブ漫画や文がずっと掲載され続けてきた。現在も素早く広がっているこのウェプ漫画や文などはほとんど、ソン氏を女性部という巨大権力と単独で戦って犠牲になった英雄として表現している。

ウェプ漫画『ソン・ジェギ憲政漫画、英雄』で女性部は巨大な前腕部だけが描かれる。他の男性たちがこの前腕の前で恐れに震える時、ソン氏は「勝負しよう」といってひとりで対抗する。また別のウェプ漫画は「自殺パフォーマンスを防ぐことができず申し訳ない、男性を代弁してきたソン代表に感謝する」というメッセージを含めている。ウェプ漫画の最後には笑顔を浮かべるソン氏の肖像画を描き入れた。

 
彼を、アップルのスティーブ・ジョブス氏やキューバの社会主義革命家チェ・ゲバラにパロディ化した掲示物も出回っている。有名人もソン氏の行動を正当化するような言葉を加えた。ザ・コーチンググループのチョン・ミホン代表は先月29日「(ソン氏の死は)盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領よりも10倍は堂々とした死」という文をツイッターに掲載して問題になるとすぐに謝罪した。

ソン氏の死が美化されながら「ウェルテル効果」(自殺報道などに影響されて特に若者の自殺が増える現象)についての憂慮も出てくる。ソン氏のウェブ漫画が出てくると「(彼の死は)純真な英雄の投身だった」「ソン代表の死が無駄にならないよう意志を受け継ごう」というコメント反応が続いているからだ。偶然の一致なのか模倣の行動なのか確認されはしなかったが、先週末、麻浦大橋で2人の若い男性が投身を試みたが直前に救助された。ウェプ漫画『英雄』の最後の部分でもソン氏に従う男性たちが「まだ終わっていない」といって女性部に向かって歩いていく場面が登場する。ソン氏の考えだけでなく極端な意思表現の方法まで似ているのではないかと憂慮される理由だ。

男性の権益を保護するというソン氏の普段からの持論は共感する側面もある。「男性中心社会から女性の社会進出が活発になり、男性たちが剥奪感を感じるため」(高麗(コリョ)大学社会学科キム・ムンジョ教授)だ。兵役問題や児童青少年保護法の不合理性を問題にする男性連帯の主張も一理ないわけではない。

男性連帯の関係者によればソン氏は当初、自殺を意図していなかったという。心から自殺を意図したというよりも世間の注目を集めるために「自殺パフォーマンス」を企画したということだ。だが自分の主張を貫徹させるために命を担保にするのはいかなる理由であっても正当化されることはできない。ソン氏事件は、世間の注目を集めるためならどんな方法でも使えるという思考がどれくらい危険なのかを見せる反面教師と記憶すべきだ。

イ・ユジョン社会部門記者

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