<東アジア杯>韓国サッカー、ストライカーの種が絶滅?
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.07.30 10:35
韓国サッカーのストライカー資源が途絶えた。現場では「種の絶滅」という表現まで出ている。2013年東アジアカップで韓国は3試合で1ゴールという“貧攻”に苦しんだ。
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(44)はKリーグクラシック(1部リーグ)で活躍中の金信旭(キム・シンウク、25、蔚山)と金東ソプ(キム・ドンソプ、24、城南)、徐東鉉(ソ・ドンヒョン、28、済州)を選抜したが、3選手は今大会で1得点もできなかった。ともに精彩を欠いた。ついに洪監督は日本戦で金東ソプを抜いて攻撃型MFのチョ永哲(チョ・ヨンチョル、24、大宮)を投入し、正統FWが1人もいない“ゼロトップ”を実験した。
ゴールゲッター不足は今大会だけの問題でない。朴主永(パク・ジュヨン、28、アーセナル)が登場した04年以降、目を引くほどの若いストライカー資源が出ていない。韓国サッカーが成績不振に陥った03年当時でも、まだ金度勲(キム・ドフン)、禹成用(ウ・ソンヨン)、曺宰榛(チョ・ジェジン)ら大型ストライカー資源があふれていた。10年でこうした資源がすべて消えたのだ。