リコノミクス失敗時には中国の成長率3%台に落ち込む可能性(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.30 09:43
中国の李克強首相がこの1週間に相次いで出した対策は「折衷型パッケージ」だ。過剰・重複投資を解消しながら経済活力を生き返らせるための政策が織り交ぜられている。経済状態が厳しく順次的な解決が難しいためだ。南開大学国家経済研究院の夏斌院長は最近現地メディアとのインタビューで、「中国経済はすでに事実上“危機”状態。一部企業や金融会社は負債に耐えられず崩壊する状況だ」と診断した。ただし「中国政府が乗り出せば解決されるという信頼のためまだ崩れずにいる」と話した。
その信頼通りになるだろうか。精華大学の李稲葵教授は楽観的だ。彼は中国メディアとのインタビューで、「下半期に7.8%の成長が可能だとみている」と話した。中国政府の財政が日本や南欧の国よりは強固で、積極的に景気浮揚に乗り出せるからだ。ただ、「成長のための政策的支援とともに成長をさまたげる規制要素を果敢に解除しなければならない」と指摘した。典型的な供給側面の改革だ。
◇「扶養効果より改革の衝撃が大きい場合も」