【時論】韓米同盟、民主化・繁栄の基盤(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.29 15:18
米国の言論人カール・ロワンは1966年、「韓国で民主主義を望むのは、ごみ箱からバラが咲くことを願うようなものだ」と述べた。彼の予想が見事に外れた理由は果たして何だったのだろうか。
米ワシントンの韓国戦争(1950-53)記念碑には「自由はただではない」と言葉が刻まれている。その言葉通り、いま私たちの社会が享受している自由と繁栄は、約60年前の多くの人々の犠牲の上に成り立っている。両手に子どもの手、頭には荷物を載せて避難する女性から、無名勇士・学徒兵にいたるまで、犠牲の軽重を問うことはできない。しかし「知らない国の会ったこともない人たち」のために60年前にこの国に来た米軍将兵は、北朝鮮の侵略を防ぎ、現在でもこの地の平和のために献身している。