チキンゲーム勝者の笑顏…SKハイニックス、営業利益1兆ウォンの新記録
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.26 16:25
長かったメモリ半導体市場のチキンゲームで生き残ったSKハイニックスが史上最大の実績を出した。ハイニックスは国内外の事業所を合わせた第2四半期の実績が売上高は3兆9330億ウォン(約3500億円)、営業利益は1兆1140億ウォンを記録したと25日に発表した。売上高・営業利益とも四半期基準では史上最大だ。ハイニックスの営業利益が1兆ウォンを越えたことは、2010年第2四半期(1兆160億ウォン)以来、3年ぶりだ。
スマートフォンに入るモバイル用DRAMの需要が急増し、NAND型フラッシュメモリとPC用DRAM価格が上昇して収益性が改善された。営業利益率28%はグローバル半導体業界でもトップクラスだ。第2四半期、SKハイニックスのDRAM出荷量は前四半期に比べて20%増加し、平均販売価格は16%上がった。
ハイニックス側は「PC用に比べて価格が高いモバイル用DRAMの需要が急増し、データセンター拡張にともなう高付加価値製品のサーバー用DRAM需要も増加してこれまでの予想値を越えることができた」と明らかにした。