「選手の体力が全員良くなかった。オーストラリア戦に出場した選手たちも何人かはかなり疲れるようだ」

日本サッカー代表チームを導いているアルベルト・ザッケローニ日本監督は２５日、華城（ファソン）総合競技タウンで開かれた東アジアカップ２０１３オーストラリア戦で選手を総入れ替えした。中国戦に出場した選手を一人も選抜メンバーに入れなかった。

ザッケローニ監督は試合後「中国戦に出場した選手たちは、豪州戦の前日練習でコンディションが良くないようだった。それでチーム全体を交替することに決めた」とし「戦術交替でなく、単に最も疲れている選手たちを抜いたところ、全員交替になった」と述べた。

ザッケローニ監督の勝負の賭けは通じた。日本は３－２でオーストラリアを破り、大会首位に立った。齋藤学（２３、横浜）と大迫勇也（２３、鹿島）が連続ゴールを入れて初勝利をあげた。前半２５分、齋藤が守備２人を突破した後、感覚的な右足シュートで先制ゴールを決めた。後半１０分には大迫が追加ゴールを入れて２－０まで点差を広げた。オーストラリアは後半３１分と３３分にミッチェル・デューク（２２、セントラルコースト）とトミ・ユリッチ（２２、ウェスタン・シドニー）の連続ゴールで勝負を原点に戻したが、後半３５分に大迫が豪快な右足中距離シュートで試合を決めた。

選手交替で勝利を味わったザッケローニ監督は大会最後の試合である韓国戦でも選手交替を考えている。ザッケローニ監督は「１日ほど疲れを取り土曜日の訓練を終えた後、日曜日の朝に韓国戦に出場する選手を選ぶ」した。

今回も体力が変数になる展望だ。ザッケローニ監督は「オーストラリア戦にもにも一部選手が体力的な問題を訴えているようだった」」とし、有名な選手や普段実力のある選手より、現在最もコンディションの良い選手を出場させるものと見られる。