【コラム】敵軍墓地と梵魚寺…韓中が展開する「公共外交」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.24 13:19
先日敵軍墓地を訪れた。朴槿恵(パク・クネ)大統領が先月中国を訪問した際に中国への返還の意向を明らかにし注目を浴びた中国軍の遺骨367柱が安置されたところだ。韓国戦争で戦死した北朝鮮軍と中国軍の遺骨を1カ所に集めたここの正式名称は「北朝鮮軍・中国軍墓地」だ。
遠くはなかった。京畿道坡州市積城面沓谷里(キョンギド・パジュシ・チョクソンミョン・タプコクリ)55番地。人の往来が懐かしいのか、国道37号線にぴったり寄り添っていた。第1墓地と第2墓地を隔てる小さな畑で野菜が雨を浴びながら育っている様子は通常の田園風景と変わるところはない。