<日本参院選>「選挙を契機に韓日政治対話を強化…タブーなしの議論の場にすべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.22 08:44
安倍政権が今回の選挙で「3年長期政権」という保証小切手を握ったが、韓日関係は依然として霧の中だ。昨年10月末までソウルで韓日関係を陣頭指揮した武藤正敏前駐韓日本大使(64)に今後の見通しを尋ねた。
--安倍政権は“強い外交”に進むのか、それとも“柔軟な外交”に転じるのか。
「安倍首相はいろいろと考えているだろう。ただ、選挙後によりいっそう経済に集中するとみている。来年4月に消費税を8%(現在5%)に引き上げる日程がある。その時までに日本経済が回復にしなければ、消費税増税で経済が崩れる厳しい状況となりかねない。したがって安倍首相にとって重要な課題は、経済に重心を置いた政治になるだろう。こうした状況で近隣国との関係が悪化するのは望まないはずだ」