自衛隊の軍隊転換に野心表した日本文官統制権廃止
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.19 08:30
日本政府が文官で構成された防衛省運用企画局を廃止する方針だと、朝日新聞が18日報じた。運用企画局は自衛隊の部隊の活動と訓練を担当する組織。この組織を廃止する代わりに、関連機能は幹部自衛官(武官)で構成された統合幕僚監部(韓国の合同参謀本部に該当)に完全に移管される見込みだ。今までは運用企画局と統合幕僚監部内の関連部署が部隊活動・訓練を管理し、防衛相を補佐してきたが、これを統合幕僚監部傘下の組織に一元化するということだ。
朝日新聞は「日本では先の戦争への反省から、戦後は文民の首相や防衛相が自衛隊を指揮する文民統制を敷いた。さらに背広組(文官)が、軍事中心の制服組(武官)とは違う立場から自衛隊を管理し、首相や防衛相を支えることで、文民統制をより強く働かせている」とし「運用企画局が廃止されれば、自衛隊の運用はすべて制服組の管轄となり、背広組の役割は大きく後退する」と伝えた。自衛隊に対する文民統制が後退するおそれがあるということだ。