「サムスンが明と暗を同時に持つ理由は」…“財閥狙撃手”が講演
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.18 16:00
「キム・サンジョはサムスンを愛しています。愛し方が独特なだけです」。
代表的な進歩経済学者である漢城(ハンソン)大学貿易学科のキム・サンジョ教授(51、経済改革連帯所長)が17日、ソウル瑞草洞(ソチョドン)のサムスン社屋で開かれたサムスン社長団会議に講演者として参加した。一時“財閥狙撃手”と呼ばれたキム教授が一貫して批判してきたサムスンの最高経営者(CEO)を相手に自身の企業論を説明した。
2カ月前にサムソン側から「内容に制約なしで、思う存分講演してほしい」という要請をキム教授が受け入れて用意された席だ。この日のテーマは“経済民主化とサムスン”。財界では、サムスンがキム教授を招待したこととグループ内の社長団が経済民主化をテーマにした講演を聞いたことをどれも破格的なことだと受けとった。