<サッカー>傷ついた韓国代表を癒やせ…東アジア杯に臨む洪明甫監督(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.07.16 16:42
陳腐なレトリックになったが、国家代表チームの指揮官は“毒の聖杯”と表現される。栄光ではあるが、激しい非難を受け、落馬しやすい危険な地位であるからだ。韓国では特にそうだ。
サッカー国家代表監督はワールドカップ(W杯)に合わせて4年周期で交代するのが理想的だ。しかし韓国は一度もそうなったことがない。2000年末に許丁茂(ホ・ジョンム)が解任された後、ヒディンク監督が就任し、02年に4強神話を築いた。コエリュ監督、ボンフレーレ監督が順に退いた後、06年ドイツW杯はディック・アドフォカート監督が指揮した。2010年南アフリカで16強入りに導いたのは許丁茂監督だが、それもファーベーク監督の空席を埋め、途中から指揮官となった。歴史は2014年ブラジルオリンピック(五輪)を控えても繰り返された。趙広来(チョ・グァンレ)監督に続いてチェ・ガンヒ監督が時限付きの指揮官を務め、アジア予選をかろうじて通過した。ブラジルW杯本大会の指揮官には洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が決まった。