スマートフォン強国の陰?(1)…韓国の20代に首のヘルニア急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.15 11:44
韓国の会社員イ・サンホンさん(26)は以前から首の後ろに重苦しい痛みを感じていた。業務時間にも常に首の後ろをもんだり拳でたたいたりするのが日常になった。痛みが引かないのでイさんは悩んだ末に病院を訪れた。結果は首のヘルニアであった。X線撮影をしたら、後方に屈折したC字形でなければならない首の骨(頚椎)が前方に傾くI字形に変形していた。
イさんはなぜ首のヘルニアになったのだろうか。彼の生活習慣を聞いた主治医は「過度なスマートフォン使用の習慣が問題になったのだろう」と診断した。イさんは毎日、京畿道富川市遠美区(キョンギド・プチョンシ・ウォンミグ)の自宅からソウルにある職場まで地下鉄に乗って出勤している。所用時間は約1時間。この間、彼はスマートフォンを手放さない。その日のニュースを検索したり、あらかじめ保存しておいたドラマを見たりもする。イさんは「地下鉄だけでなく家でもテレビよりスマートフォンで映画を見ることが日常になって久しい」と話した。