韓国近海に毒性クラゲ大量発生、昨年の20倍増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.15 09:52
韓半島南側の海で毒性クラゲの数が大きく増えたことが確認された。これらクラゲは暖かい海流に乗り西海(ソヘ、黄海)と南海に広がっているところだ。これに伴い本格的なバカンスシーズンを控え、南海と西海ではクラゲパニックとなりそうだ。
海洋水産部と全羅南道(チョンラナムド)が15日に明らかにしたところによると、国立水産科学院は12日に全羅南道新安(シンアン)の大黒山島(テフクサンド)近海で、100メートル四方当たりのエチゼンクラゲの数が昨年に比べ400倍に増えたのを確認した。昨年韓半島近海で100メートル四方で平均2匹ずつが見つかったエチゼンクラゲは、現在大黒山島近海では同じ面積で800匹が見つかるということだ。水産科学院のユン・ウォンドゥク博士は、「一部海域だけ調査したものなので、クラゲ全体が昨年の数百倍になったと断定するのは難しい。しかし最近中国の海でもクラゲが大きく増えた点から、昨年より20倍程度は増加している可能性が高い」と話した。