【コラム】米、韓国人専門職のビザを拡大すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.10 14:41
今年は韓米同盟60周年であり、韓米自由貿易協定(FTA)が効力を発揮する最初の年だ。両国は安保や交易分野だけでなく経済開発、クリーンエネルギー、核非拡散、人権、民主化に関連するグローバル領域でも広範囲に協力している。
だが米国法は一つの点において、両国関係の躍動的な性格について行けずにいる。それは高スキル労働者の相互交換問題だ。韓国は自国内で仕事ができる米国専門職人材の数字に制限を設けていない。これと対照的に米国は、韓国人の専門職労働者に年間3500のビザしか出していない。コンピュータープログラマーやエンジニアをはじめとする専門職についての国内需要が非常に大きいにもかかわらずそうだ。数千人の韓国人が米国の大学でこうした技術を学んでいるけれども、彼らは卒業すれば専門職ビザを申請する資格がない。両国で高スキル労働者に対する処遇がこんなに違うのは、経済的結束を強化するというFTAの趣旨とは違う。