韓国政府、会社債市場に6兆4000億ウォン緊急投入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.09 08:24
韓国政府が会社債市場を生かすために6兆4000億ウォン(約5632億円)を投じる。産業銀行が、償還が困難な企業の会社債を買い入れた後、信用保証基金が保証・発行する債権(プライマリー債権担保付証券、P-CBO)などに引き渡すのが大きな骨格だ。一時的な流動性リスクを背負う企業の会社債の借り換え(満期延長)をして経営に突破口を開くようにしようとの趣旨だ。
金融委員会は8日、こうした内容の“会社債市場正常化方案”を発表した。金融委は「今年の下半期から来年末までに会社債の満期が来る低信用等級企業が支援対象」としながら「近く審査を通じて対象企業を選定した後、今月末から支援に入る」と明らかにした。